住宅建築

プロムナード多摩中央

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設計者 坂倉建築研究所(担当:藤木隆明)
住所 東京都多摩市落合5-1,2
面積 31,407m2
これは何の建物ですか?
ずいぶん昔にできた多摩ニュータウンに建つ、いわゆる公団住宅です。一級建築士の試験にも出題されることもある建築です。私が坂倉建築研究所という建築設計事務所に勤務し始めて2年目に担当した作品です。多摩センター駅から延びる緑道の両側に街並みをつくりだすことが目標だったので、「ストリート型住棟」と呼んでいます。
一番工夫したポイントは何ですか?
1階の住戸だけは、「フリースペース」とよばれる特別な部屋を備えています。ここは例えば、趣味のスペースとして自由に使えるとともに、住み手の個性が外に表れる場所です。そしてできれば、自然に出来上がった街並みのように、時間とともに外観も変化し街が成熟していく事を願って、さまざまな仕掛けを施しました。私が、「種を蒔くような計画」と呼んでいる考え方の第一歩が、まさにここにあるのです。
思い出深いエピソードがあれば教えてください。
住戸プランは全部で22タイプもあって、数百枚の図面を書きました(当時は手書きです!)。

建築家プロフィール

藤木隆明

Takaaki Fujiki

世界的な建築家・原広司と大学院時代に出会い、建築のもつ無限の可能性に目覚める。現在、「環境」や「自然」をキーワードに、新たな建築の可能性を追求中。

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