住宅建築

アパートメンツ東雲キャナルコート

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設計者 木下庸子
住所 東京都江東区東雲
面積 40,988.82m2
ホームページ http://home.att.ne.jp/kiwi/adh/index.html
これは何の建物ですか?
さまざまな家族を受容できる都市型の集合住宅です。
どのようなコンセプトで建てられましたか?
東雲地区は、銀座から数駅という立地を持つ利便性にあります。こうした都心の立地においてファミリー層だけでなく、シングル、カップル、DINKSといった家族形態も考慮に入れた住宅計画を行いました。
工夫したポイントは何ですか?
高層棟ではHO(ホームオフィス)と呼ばれる住まいのオフィス空間がとられているのが特徴ですが、ここは収納や予備室ともなりえます。また、低層棟は、小規模な職住混在空間のSOHO住宅で、2階建てのデュープレックス住戸、3階建てのトリプレックス住戸を取り込むことで、人工地盤(GARDEN)からアプローチする接地性の高い住戸計画を意識しました。高層棟のファサードには風と光を取り込むための「エアポケット」を設けています。そして、中廊下には、住棟の中央に幅3mの「ライトウェル(光の井戸)」が連続しています。ライトウェルとエアポケットが住棟に水平方向と垂直方向から光と風をもたらし、巨大な住棟にありがちな、外部の自然環境から切り離された住環境を回避しています。

建築家プロフィール

木下庸子

Yoko Kinoshita

木下 庸子(きのした ようこ)
1956 東京都生まれ
1977 スタンフォード大学卒業
1980 ハーバード大学デザイン学部大学院修了
1981~84 内井昭蔵建築設計事務所勤務
1987 設計組織ADH設立
2005~2007 UR都市機構 都市デザインチーム チームリーダー
現在 工学院大学工学部建築学科教授、設計組織ADH代表

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