建築学部5周年記念イベント
「震災5年復興祈念写真展」

東日本大震災の復興とともに歩んだ5年

2011年3月11日14時46分に東日本大震災が発生し、東北地方は未曾有の被害に見舞われました。一方、首都圏は震度5弱程度であったにもかかわらず、大量の帰宅困難者と深刻な交通渋滞が発生するなど、地震災害に対する大都市の脆弱性が改めて浮き彫りになりました。
震災当日、超高層の工学院大学新宿キャンパスでは長周期地震動の影響で天井の落下や什器等の転倒、エレベーターの停止といった被害が発生し、災害対策本部では被害状況を確認しつつ、学生・教職員の安否確認や外部への情報発信などの対応に追われていました。同時に、教職員と学生が協力し、新宿駅周辺で行き場を失った700名近い帰宅困難者の支援活動を行っていました。
これまでにない経験をしたわずか20日後には日本初となる建築学部が誕生し、被災地の混乱も収束しない状況の中、教員と学生はそれぞれの専門性と特色を生かした被災地の復興支援に取り組んできました。
大震災から5年が経過しましたが、被災地の復興はまだ道半ばです。今回の写真展は、建築学部が被災地とともに歩んできた5年を振り返り、被災地のこれから、建築学部のこれからの5年を考える機会とするために企画されました。
このページでは企画展の様子をウェブ上に再現します。

展示期間 2016年3月7日(月)~3月22日(火) (ウェブ版は2016年4月1日(金)から)
会場 工学院大学新宿キャンパス地下1階 B-ICHI
主な展示内容 新宿キャンパスの被害状況/新宿キャンパスでの帰宅困難者の支援活動/あなたの思い出まもり隊/石巻白浜地区復興住宅/岩手県野田村復興支援/避難所の環境改善活動/ダンボールシェルター/釜石市復興支援プロジェクト/避難所や仮設住宅におけるペットとの共棲/都市減災研究センターの取り組み
お問合せ先 工学院大学建築学部まちづくり学科 担当:村上
TEL:03-3340-3116
メール:murakami●cc.kogakuin.ac.jp (●を@に直して送信してください)


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